ユーザーの声:

"I've been using TablEdit for almost ten years and have found it to be an excellent tool. I am able to import a MIDI files created by another guitarist and translate it into both musical notation and tablature using TablEdit. I have been able to learn an understand so many ideas from the work of others. TablEdit is amazing!"
- Stephen Pasacrita, Italy

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TEFpad for iOS Help


TEFpad は iPad, iPhone, そして iPod Touch 用にデザインされた TablEdit タブ譜ファイル (.tef 形式) の「簡易エディター」です。 iOS 用 TEFview (無料のビューワ・ソフト) と同じように、 TEFpad を使えば タブ譜ファイル (.tef files) だけでなく他の様々音楽ファイル (ASCII tablatures, ABC files, MusicXML, MIDI, TabRite, Guitar Pro, PowerTab など) も、読込みや表示、演奏が可能になります。

TEFview for iOS は、タブ譜作成ソフトウェア TablEdit のファイル tablature files (.TEF format) を iPad, iPod iPhone で閲覧・演奏するアプリです。ASCII、 MIDI、 ABC、PowerTab, Guitar Pro, .ZIP, MusicXML ファイルのインポートも可能です。

ユーザ・インターフェース

本体の回転で、画面表示モードが「ページ・モード (縦 portrait)」または「列・モード (横 landscape)」に切り替わります。※ページ・モードでは楽器1台分の楽譜のみが表示されます。

「ページ・モード」では、現在アクティブな楽器のタブ譜や五線譜が、画面の全面に複数の列で展開して表示されます。

「列・モード」では、そのタブ譜を構成している全ての楽器が、それぞれ1列で画面に表示されます。

ツール・バー

ツールバーの左から右に:

  • 演奏 ボタンで、演奏を開始、または停止します。通常は、カーソルのある小節から最後までを演奏します。 音符が選択されている状態であれば、その範囲に限って演奏します。画面をタップすることで、演奏の一時停止、再開ができます。 もし音が聞こえない場合は、機器のミュートスイッチが入っていないか確認してみてください。
  • ボタンで、現在の楽譜をPDFに変換できます。 PDFはメールで共有できるほか、AirPrint 機能で直接印刷することができます。 ナビゲーションバーの ボタンで、プリントオプションの設定変更ができます。 MIDI 演奏中には に表示が変わり、 そのボタンでリピートのオンオフを切り換えます。
  • リスト ボタンを使えば、演奏している楽器(MIDI音源)をリアルタイムで表示・変更できます。
  • のボタンを使えば、全ての楽器をミュート(オン・オフ)できます。 また、ピッチ・スライダーを使って演奏中の音程を変更することも可能です。
  • ボタンで、オプション機能を含むウィンドウが表示されます:
  • タイトル情報 : このエリアをタッピングすれば、タイトルや備考の内容が表示されます。編集中の場合、異なるフィールドを編集可能です。
    演奏中は、このエリアに経過時間やテンポ・相対速度、そして速度変更用のスライド・バーが表示されます。
  • ボタンで、1種類の楽器用にタブ譜ファイルを新規作成します。このファイルは制限無しに保存が可能で、TablEditを使えば再度開くことができます。 iPhone と iPod では ボタンは表示されません。メニューの長押しで、操作が可能になります。
  • ボタンで、曲リストの一覧が表示されます。 長押しすると ファイル履歴が表示されます。
  • ボタンで、ファイルを更新保存します。 ファイルに変更が加えられていた時のみ、このボタンは有効になります。 iPhone と iPod では ボタンは表示されませんが、コンテクストメニュー内で機能は有効になります。また、ファイルを開く または 保存するタイミングで「名前を付けて保存」のダイアログが表示されます。
    なお、TEFpad 以外で作成されたファイルに編集を加えた場合、TEFpad LE では16小節(4/4 拍子換算)しか保存できませんが、 TEFpad Pro なら制限なしに保存することができます。
    楽譜を MIDI, Music XML, ASCII または ABCファイルに出力するには「名前を付けて保存」の中の指定ボタンをタップします。
    青いボタン はオプションで、ファイルをクラウド または 他のアプリに保存する際に使用します。
  • ボタンで、楽譜の内容を変更する「編集モード」に切り替わります。

オプション ・ 設定 ウィンドウ

オプションは4つのタブから構成されています :
  1. タブの機能 :
    • 画面表示で、デバイスの向きを無視
    • タブ譜、音符、その両方を表示
    • スケール表示の調整: バーの表示を参照
    • タブ譜の旗の向きを変更
    • メトロノームのクリック音量をセット (0 = オフ)
    • 演奏開始前に1小節分のカウントを設定
    • 演奏時の相対スピードをセット (20-200%)
    • 背景、前景色の変更;様々な要素の色を調整可能 (音、タブ譜の数字、ほか)
    • オプション設定をデフォルトに戻す
  2. タブで MIDI 音源 のパラメータを設定. 現在のサウンドフォントを変更するには、お気に入りの .sf2 ファイルをドキュメントフォルダにダウンロードして、ディレクトリ表示から開いてください。 "Create TEFpad.wav" で現在のスコアの wav ファイルを作成でき、TEFpad でも TEFpad.wav を演奏可能です。完了後、 TEFpad.wav はディレクトリビューで確認でき、ファイルは他のメディアプレイヤーで開いたり(mp3形式等へ)コンバート可能です。
  3. ソフトで使用する楽器を定義。タブ譜の作成やMIDIファイルのインポートの際に選択します。 では "音名" オプションを変更することで、英語表記の音名を他言語に切り替えることができます(※日本語「ドレミ」表記には対応していません)。 最後に、"Tablanote EmaB "オプションを有効にすると、タブ譜に音名の前にフレット番号が表示されます。 "音符名" を変更。英語表記 (C, D, E, F, G, A and B) をフランス語 (Do, Re, Mi, etc...) また B を H に(ほか)
  4. タブで、行と行の垂直方向の間隔を定義し、複数の楽器がある楽譜の場合、楽譜やタブ譜を表示するかどうかを楽器ごとに定義します。

ファイルの管理

曲リスト一覧には、アプリが読み込んでいる様々なファイル(.tef、 .txt、 .abc、 .mid、 .xml、 .ptb、 .gp、、 .bjo)が表示されますので、この中から画面に表示させたいものを一つ選択します。 また、下位のディレクトリが表示された場合には、 選択されている状態でツールバーの ボタンをタップすれば、開くことができます。 ABC ファイルの場合は、第二画面が開くのでそこから曲を選択しましょう。

Tef ファイルの曲は、メールやサファリ Safari から簡単に追加できます。ダウンロードしたいファイルをタップして TEFviewTEFpad で開く Open with TEFviewTEFpad を選ぶだけです。

検索エリアの隣の青いボタン で(例えば、クラウド上や他のアプリ内など)本アプリ外のファイルを選択するエクスプローラーを開きます。選択されたファイルはインポートされ、元のファイルは変更の影響を受けません。しかしファイルシステムの使用やファイル保存時に、簡単にエクスポートができます。

なお、より多くの楽譜を一度にダウンロードするなら iTunes のファイルシェアリングを利用すると良いでしょう:
  • 機器をコンピュータにつなぎます。
  • iTunes 上で、機器を選択します。,
  • Apps タブをクリック。
  • File Sharing セクションで TEFviewTEFpad を選択。
  • Add ボタンをクリックし、コンピュータから機器へアップロードするファイルを選びます。

そして、ツールバーの左端から; ボタンで、不要な楽譜ファイルを消去 ボタンで、選択した楽譜ファイルをメールで送信できます。

ボタンで、あなたのデバイスの IP アドレスが表示できます。このアドレスをWebブラウザに入力し、 ファイルの一覧を表示させます。これで、デバイスとコンピュータの間で相互にファイルのやりとりが可能になります。また、デバイスから不要なファイルを消去することもできます。

ボタンでその他のオプションを選択します。 ファイルが選択されていれば、下位の階層にコピーするか名前の変更ができます。 下位の階層が選択されている場合は、名前の変更だけが可能です。 下位階層の PlaylistTEFviewTEFpad が自動で表示し、特別の機能を含みます: ボタンを押せば、全てのファイルの演奏を開始します。

ボタンで、一覧のウィンドウを閉じます。

クリップボードからのインポート

長押しにより、以下の機能を含んだメニュー画面が現れます:
  • コピー カット ペースト: TEFpad LE では、既存のファイルから新しいファイルに楽譜データをコピーすることはできませんが、 TEFpad Pro なら制限無く可能になります。
  • インポート:インポートウィンドウ がボタンの長押しで起動します。この機能を使えば ASCII tab や ABC tune としてクリップボードにコピーされているデータがインポートできます。( TEFpad がテキストを分析し、データタイプを自動認識します) ASCII tab の場合、TEFpad は弦数は判断しますが、拍子は認識しません (4/4 を標準指定)。ですので、テキストの冒頭に、拍子をセットしておいて頂く方が良いでしょう。
    インポートは オプション画面の タブ で設定されたチューニングで実行されます。

  • 小節: 特定の小節に移動、または小節の編集を行います。

画像のインポート

。 この独自の機能により、スコア画像をアプリケーションに取り込むことができます。
本アプリケーションでは、タブ譜の読み込みのみを行います。可能な五線譜は無視されますが、タブ譜に音符が含まれていない場合は、リズムの位置を確認するために使用されます。
1システムあたりのライン数に応じて、アプリケーションがダルシマー、マンドリン、バンジョー、ギター用のタブ譜を作成します。楽器のチューニングは認識されませんので、輸入前または輸入後に調整する必要があります。
このアプリケーションは、すべての画像(png、jpeg、tif、gif、bmp)とpdfファイルを処理します。
インポートするファイルを選択するには、ファイルエクスプローラーの右上にある青いボタンを使用します。クリップボードに画像をコピーしている場合は、コンテクストメニューの「インポート」コマンドで、その画像を含むダイアログボックスを開くことができます。

編集モード

ボタンをタップします。TEFpad のスクリーン下部には、基準の音符単位からなる「ルーラー」 及び ポピュラーな機能が含まれた3列のボタンで構成された「特殊キーボード」が表示されます:
  • ボタン "1" から "0" で、タブ譜にフレット数字を入力。
  • ボタン で、楽譜に音符を入力。
  • タブ譜にカーソルがある状態でエンターをタップすると、自動前進モードの切替を行えます。
  • ボタン で、タブ譜に休符を入力。
  • ボタン "-" and "+" で、選択中の音(タブ譜または音符)を半音単位で上下動。
  • ボタン で、選択中のタブ譜の音を矢印の方向の別弦・別フレットへ音高を保ったまま移動変換。
  • ボタン の右側にある幅広のボタンに、選択中の音のピッチを表示 このボタンをタップして表示されたパレットで、五線譜に表示される選択音の臨時記号や旗の向きを変更。
  • 右のボタンは、選択された音か現在の音の長さ、または自動モードの際に適用される音長のいずれかを示しています。 タップすることで、変更用のパレットが表示されます。 パレットでは、その時に適用されている音長が選択された状態で表示されます。一方で、選択されている音の長さについては紫の枠で囲まれて示されます。 ボタンをタップして自動モードへの切替ができます。
  • 単音の音量調整や奏法の効果指定は、パレットに表示されている各種のボタンをお使いください。 設定で適用されている効果は、選択された状態で表示されます。 選択されている音のピッチ、奏法効果、スピードは紫の枠で囲まれて示されます。
  • ツールボックス () ボタンで、以下の機能のパレットが開きます:
    • ボタンで、テキスト(文字列)を楽譜に挿入します。
    • ボタンで、コード・ダイアグラムを楽譜に挿入します。
    • 様々なストロークや運指のインジケータ。
    • 速度変更。
    • 前打音。
    • 音符。

iPhone や iPod では 横向き (landscape) の場合にのみ、これらのボタンが表示されます。また、以下のボタンは iPad のみの仕様になります:

  • ボタンで、リピートとエンディングの設定を行います。 カーソルを小節に動かし、お望みの設定を選びます。 終わったら、 ボタンがリーディングリスト(演奏順序)を適用し、 挿入された反復記号に従って MIDI演奏が実行されます。
  • ボタンで楽譜全てを選択できます。
  • ボタンをタップして、選択中の音に対し適用された音長でのクォンタイズを行います。

拍子、調性の変更には、スクリーン左上の表示されているエリアをタップします。 新しいウィンドウ画面では、テンポや三連、スコアの移調が設定できるほか「小節」ボタンで小節の追加や削除、コピーやカットができます。

楽器設定、及びチューニング変更は、現在の楽器のチューニング表示をタップしてください。

TEFpad は TablEdit キーボード・ショートカット にも対応。 通常の iPadキーボードの表示は、TEFpad 特殊キーボードのボタン "ABC" をタップ。 TEFpad 特殊キーボードに戻るには、通常キーボードの "完了 Done" ボタンをタップ。

キーボードを非表示にするには、ボタン をタップ。

印刷プレビュー

ページモード (縦 portrait) の場合、印刷プレビューでは選択されている楽器のみを表示します。複数楽器で作成したタブ譜の場合は、初めに機器の向きを モード (横 landscape) にしてから印刷プレビューに切り替えると全ての楽器を表示することができます。

印刷プレビューのツールバーについて(左から右に):

  • ボタンで、以下の印刷オプションを選択できます:
    • キャンセル - ダイアログを閉じて選択した変更を取り消します。ダイアログの外側をタップ、または機器の 戻る ボタンを押しても、キャンセルと同じ動作になります。
    • OK - 選択した変更点が反映されます。
    • スクロールバー 楽器リスト は楽譜にある最初の2つの楽器を表示します。その他の楽器はリスト内に表示されており、どれを印刷するか選択できます。 デフォルトでは設定で選択される表示オプションに従って全楽器が印刷されますが、このリストを使えば個々の楽器に対応した印刷設定が可能になります。
    • 縦スペースの微調整:
      • タブ譜の線間 - タブ譜の弦間のスペースを微調整できます。
      • タブ譜と五線譜の間 - 相互間のスペースを微調整できます。
      • 行・段表示の間 - 各行・段の間のスペースを微調整できます。
      これら3つのオプションは音符画面で利用できます。
    • 適宜調整(Proportional Spacing) スイッチ:
      • オフ - 一行に表示される小節数を指定値に固定します。
      • オン - 小節内の音符数を適宜に判断して、最適な表示に自動調整します。
    • ページ番号調整(Adjust Page Number)スイッチ:
      • オフ - 印刷サイズを自動調整。
      • オン - 設定されたページ数に収まるように印刷サイズを調整。
    • 小節番号 スイッチ - オンでプリントプレビューに小節番号が表示されます。
      • 全小節有効 スイッチ - オフで各段の最初の小節にのみ番号が表示されます。オンの場合は、全小節に番号表示されます。小節番号スイッチがオフの際には、このスイッチは表示されません。
    • 接続線 - 複数の楽器の楽譜の組線間、または単一楽器の記譜とタブ譜の間に接続線を表示します。接続線を左端と右端にのみ表示するように選択できます。ページまたは小節ごとに。
    • 用紙サイズの選択 - A4 または US Letter が選択できます。
    • 印刷向きの選択 - 縦 または 横。
    • 余白(マージン) - 上下左右の余白を調整します。

補助機能

画面右上の端の ボタンで、アプリの説明、このヘルプを表示させます。

ストレッチング、ピンチングで、画面のズーム・インとアウトができます。

画面の右端をタップして「列・モード (横 landscape) で1小節」「ページ・モード (縦 portrait) で1列」先に進められます。左端の場合は、後に戻ります。画面左上の端(拍子付近)をタップすると、最初の小節に戻ることができます。

ドラッグで選択した後にダブルタップすれば、その範囲の小節全てを選択することができます。

お役立ち情報

上の右端にある ボタンで、アプリ情報や(この)ヘルプファイルをご覧頂けます。

ストレッチやピンチで、画面の拡大縮小ができます。

画面の上下の端をタップ: - 左右をタップして小節の移動ができます - 右側で先の小節へ。

画面の右端をタップ - 真ん中より上側で移動、下側で戻り。

複数小節を選択したい場合は、始めの小節をタップして選択しながら、違う指で最後の小節を選択して下さい。

画面上の左側をタップ (拍子記号) 最初の小節に戻る。

画面右下の または ボタンで ツールパレットを利用できます(指板、鍵盤)。 (カーソル下の)現在位置の音がハイライト表示されます。パレットの位置は、右端をドラッグして移動できます。 楽譜内での選択幅が広いと、いくつかの運指の選択肢を表示します。なお、指板ツールは「入力」でも使用できます。
  • ボタンで、現在の楽器のフレットボードを画面に表示します。フレットボードをタップして音を入力できる他に、選択した音の違うフィンガリング(異弦)を確認できる機能もあります。
  • ご案内

    このヘルプでは必要最小限の説明しかされていません。素晴らしい機能を更に活用するには、開発元のソフトウェア TablEdit を参照されるのがベストですが、以下のサイトの情報がお役に立てるでしょう(※英語が中心になります):